犬は年をとったらみんな歩けなくなると思っていませんか

飼い主さんに抱っこされたり、カートでお散歩しているわんちゃんを目にすることがあります。年をとっても、ずっと愛されて幸せですね。でもわんちゃんが自分の足で歩けたら、飼い主さんもわんちゃんも、もっと楽しいお散歩ができたかもしれません。

わんちゃんが歩けなくなる理由は病気やケガなどいろいろありますが、もし筋肉にできたコリが原因で体を動かしにくくなっているだけならば、整体やマッサージでケアすることができます。わんちゃんが年をとっても元気にお散歩を続けられるように、今からできるケアがあるのです。

犬の体のコリはなぜ生まれるのか

人も肩や首がこったり、腰が硬くなったりします。猫は体が柔らかいですね。では犬はどうでしょう。肩首や足など、犬の体にはコリができます。なぜなら、人と共に暮らす犬は我慢強く人に合わせた生活をしているからです。

人に合わせた暮らしでは、限られたスペースの中で長時間をすごし、運動量が少なくなりがちですね。人がパソコンの前で座りっぱなしだと肩や腰が痛くなるのと同じです。犬が体全体を使って、いつでも好きなようにのびのびと走り回ることができる環境であれば、筋肉は健やかに保たれるのかもしれません。

あなたの大切なわんちゃんはいかがですか。

犬の整体でできること、できないこと

「整体」というと骨をポキポキならすようなイメージがあるかもしれませんが、トコトコではそのようなことは一切いたしません。凝っている筋肉に触れたり、やさしくストレッチをしたりして、わんちゃんの体のバランスを整え、動きやすい状態に近づくようサポートします。

大切なのは「筋肉」に働きかける方法を使うということです。すっかり筋肉がやせ衰えてしまってからでは、整体はあまり役に立ちません。歩けなくなって時間がたつと、使われない筋肉はどんどん落ちてしまいます。

また治療ではありませんので、ケガを治したり、病気を治したりすることもできません。しかしながら、どこかケガをしているところを、ほかの部位がカバーしている場合、負担のかかっている部位をケアすることはとても大切です。